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眠りが浅い!そんな時は寝室を見直してみましょう
記憶の定着や身体の回復のために質の良い睡眠は必要不可欠です。質の良い睡眠をとるためには、十分な睡眠時間を確保するだけではなく、どこで眠るかは非常に重要なことです。
しかしながら、寝室環境については意外と見落とされがちです。「なかなか寝付けない」「睡眠の質が悪い」という方は一度、寝室の環境を見直してみてはいかがでしょうか?
理想の眠りのための寝室にするヒント
★快適な睡眠環境を作るための、簡単にできるちょっとした工夫
①寝室を涼しくする⇒寝汗が少なくなり、睡眠の質が向上します。
②光を遮る⇒ブルーライト、太陽光や電子機器からの光は、睡眠を妨げる可能性があります。電子機器の電源を切り、遮光カーテンを使用し、夜間は薄暗い照明を使用すると良いでしょう。しかし、誰もが夜にライトやモニターなどのスイッチを切ることができるわけではないので、そんな時はブルーライト対策メガネで対応しましょう。
③片付け⇒寝ている間には目に入りませんが、寝室が散らかっていると、安眠に影響を与える可能性があるようです。より良い眠りのために、毎日片付けとベッドメイキングをすることをお勧めします。
④音をさえぎる⇒眠りが浅い人は、小さな音でも気になってしまい眠れなくなります。そんな時は、耳栓や睡眠用ヘッドフォンなどをして音対策をしてみましょう。
⑤快適な衣類⇒パジャマは肌触りがよく、暖かく、通気性がよく、涼しく、乾燥しにくいものが理想的です。また、ウエストや袖口、襟元がきつかったり、生地がゴワゴワしていたりすると、安眠できないのは言うまでもありません。
⑥清潔な寝具⇒シーツや毛布を洗濯しましょう。ベッドに新しいシーツを敷いておくと、気持ちよく就寝につけます。洗いたてのシーツに包まれると、本当に気持ちがいいものです
⑦フレッシュな空気⇒毎日1時間程度(天気の良い日はもっと長く)窓を開けると、空気も気分もリフレッシュできます。また、エッセンシャルオイルやお気に入りのお香を使い、香りを楽しんでみるのもよいでしょう。あなたの好きな香りには、気分を高揚させたり、落ち着かせたり、リラックスさせたりする効果もあります。
★寝具をアップグレード
シーツや毛布、枕、マットレスなどの寝具は、睡眠にかなり大きな影響を与えます。寝具を何年も買い替えていないという方もいますが、寝具が老朽化していると理想的な睡眠温度を保てなくなり、気持ちよく眠れなくなります。
①シーツと掛け布団
シーツの好みは人それぞれなので、自分が心地よいと感じるシーツを探してみましょう。近くのデパートに行って、いろいろな種類のシーツを触ってみてください。自分がどのような生地を心地よく感じるか、確かめてみましょう。
綿、シルク、竹、リネンなどの天然素材は、サラサラして気持ち良いですが、保温性はポリエステルなどの合成繊維の方が高い傾向があります。これらも個人の好みなので自分に合った素材を選びましょう。
②枕
慣れていない枕や合わない枕を使うと、夜眠れなくなった経験はないでしょうか?質の良い睡眠をとるためには、自分に合った枕が必要不可欠です。
しかし、意外に「枕なんてなんでもいい」と思っている方が多くいます。枕はあなたの健康に大きく影響を与えるものですので、しっかり自分に合ったものを選びましょう。自分にどんな枕が合っているのかわからないという方は一度枕専門店に行き店員さんに相談することをお勧めします。
③マットレス
古いマットレスや、体に合わないマットレスを使うと疲労回復が遅れるだけではなく、腰痛などを体の不調を引き起こしかねません。
マットレスは柔らかければ良いと思っている方もいますが、実はほとんどの人にとってそうではありません。今使っているマットレスがいまいち合わないという方は、もう少し固いマットを試してみましょう。また、マットレスは経年劣化しても外観に大きな変化はありませんが、使用期間はありますので、古くなったマットを使い続けないようにしましょう。
寝室環境は大切
起きている時間の多くを寝室で過ごすことはないかもしれませんが、それでも寝室は1日の3分の1もの時間を過ごす大切な空間です。もし、理想的な寝室づくりをまだ実践していない方はぜひやってみてください。思っている以上にあなたの生活の質が上がることを実感できるはずです。