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暑い夏とは違う対策を!季節の変わり目のオフィスでの健康維持方法とは?【前編】

季節の変わり目は、気温や湿度の急な変化に体がついていかず風邪や体調不良になりやすい時期と言われています。
このような時期にオフィスワークをする人たちには、通勤やオフィスのエアコン環境、密閉された空間など、体調管理が難しくなる要因が多く存在します。
このブログでは、季節の変わり目にオフィスで取り入れやすい健康対策について2回にわたってご紹介。特別な準備がいらず、日々の生活や仕事に組み込みやすい工夫を提案します。

■オフィスワーカーが体調を崩しやすい主な原因はこの3つ!
 1.温度差による自律神経の乱れ:朝晩の寒暖差が大きいと、体の調整機能が追いつかず疲労感が増すことがあります。
 2.乾燥による免疫力低下:オフィス内のエアコン使用で空気が乾燥し、喉や鼻の粘膜が弱くなりウイルスに感染しやすくなります。
 3.ストレスの蓄積:忙しい仕事が続くことでストレスが溜まり、免疫力が低下するリスクもあります。

季節の変わり目にオフィスから見える都会の風景

■まずはここを変える!オフィスの空気環境の整え方
 オフィスの空気環境は健康を維持するうえで非常に重要です。特に季節の変わり目は、空気が乾燥しやすく、ウイルスや花粉などの刺激物が舞いやすい状態になります。
 空気環境を整えることで、風邪の予防だけでなく、集中力や作業効率もアップすることも!

・加湿器や空気清浄機の活用
 加湿器を使って適度な湿度(40〜60%)を保つことで、呼吸器を保護し快適な環境を作ることができます。また、空気清浄機はウイルスや花粉、PM2.5の除去に効果的です。
 個人用の卓上加湿器ならデスク上でも場所を取らず手軽に使用可能です!空気清浄機のフィルターは定期的に交換し、効果維持を心がけましょう。

デスクで使える加湿器や清浄機の画像

・定期的な換気
 オフィスの空気がこもるとウイルスや二酸化炭素濃度が上昇し、頭痛や集中力低下の原因になります。特にエアコンを使うオフィスでは、1〜2時間ごとの換気が効果的です。
 窓を少し開けるだけでも新鮮な空気が入り、気分転換にもつながります。両端の窓を少し開けることで空気の通りが格段によくなるとも言われています。

・ 観葉植物を使った空気浄化
 観葉植物には空気を浄化する効果があり、湿度を保つ効果も期待できます。特に「サンスベリア」や「ポトス」などは管理が簡単で、空気中の有害物質を吸収してくれる優れた植物です。
 また、植物を身近に置くことでリラックス効果も得られ、仕事のストレス緩和にもつながります。
 おすすめの観葉植物として、①サンスベリア(空気清浄効果が高く、水やりが少なくて済む)②ポトス(デスク上に置けるサイズで初心者でも育てやすい)③パキラ(湿度を調整しながらリラックス効果も与えてくれる)があげられます。

デスクに飾る観葉植物の画像

■オフィスを変えるのは難しい方向け!体温調節と服装の工夫
 季節の変わり目は、朝晩の寒暖差が大きく体温調節が難しい時期です。オフィスはエアコンが効きすぎたり、逆に寒さ対策が不十分だったりするため快適に過ごすには工夫が必要です。
 無理なくできる工夫を日常に取り入れ、季節の変化に対応しましょう。

・ 重ね着(レイヤリング)のテクニック
 季節の変わり目には1枚で対応しようとせず、重ね着(レイヤリング)を活用するのが効果的です。レイヤリングとは、状況に合わせて服を脱ぎ着できるように何層かの服を着ることを指します。
 効果的な着こなしとして①ベースレイヤー(吸湿速乾性のある薄手のシャツを着る)②ミドルレイヤー(ニットやカーディガンで温度を調整)③アウターレイヤー(通勤時には風を防ぐジャケットを)と3枚で通勤することをお勧めします!

・ ひざ掛けやカーディガンの活用
 エアコンが効きすぎているオフィスでは、体の一部だけが冷え血行が悪くなることがあります。特に冷えやすいのは足元です。ひざ掛けや足元用の小型ブランケットを使うことで体の冷えを防ぐことができます。
 ①ひざ掛け(コンパクトにたためるものが便利)②オフィス用カーディガン(通気性がよく、軽い素材が使いやすいもの)③足元ヒーター(冬に備えてコンパクトな電気ヒーターが◎)などのアイテムも重宝するかもしれません。

オフィスでひざ掛けを使う日本人オフィスワーカー

 

次回はデスクでできるストレッチや食生活改善の方法をご紹介!お楽しみに!