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今日からできる!冷え性のための工夫と対策
パソコン作業で忙しい毎日、ふと気づくと手足が冷たい…そんな経験はありませんか?
実は、デスクワークが冷え性の大きな原因の一つ。
冷え性とは、手足が冷えやすい、体がなかなか温まらないという症状を指し特に女性に多く見られる傾向にあります。
冷えによる睡眠の質の低下、集中力の減退などは日常生活に支障をきたすほか仕事を行う上でも厄介な悩みです。
しかし、冷え性は自分に合った適切な対策を講じることで大きく改善することが可能です。
この記事では、みなさんの冷え性に対する疑問にお答えしながら、
生活習慣の小さな工夫から始められる効果的な冷え性対策を幅広くご紹介し、
デスクワークをもっと快適にする実践的なアドバイスを提供します。
Q.冷え性って病気ですか?治りますか?
A.実は西洋医学に「冷え症」という病名はありません。
そのため、周囲に理解されにくく悩みを抱え込みやすいのが現状。
しかし一方で、東洋医学では古代からさまざまな病気の兆候として重要視されてきました。
冷え性は、体の末端への血流が悪いことが原因で起こりやすく
この血流の悪さは、ストレス、ホルモンのバランスの乱れ、運動不足、不適切な食生活など
【日常】が引き起こすものであると言われています。
逆に言えば、その【日常】を見直すことで簡単に改善・解消できる悩みでもあるということです。
Q.冷え性には種類があるって本当?
A.意外と知られていませんが、冷え性は大きく4つのタイプに分かれると言われています。
まずは自分の冷え性のタイプを知り、自分にぴったり合った対策を試みることが大切です。
①末端冷え型
◎座りっぱなしのデスクワークなどにより手足への血流が不十分になる、
または、運動不足による筋肉量の減少に伴い体温を保つ能力が低下することで
手足など体の末端部分が冷えやすいタイプ。
10~20代のオフィスワークの女性に多い傾向にあります。
②下半身冷え型
◎末端冷え型と似ていますが、血行不良やホルモンバランスの乱れ、
また衣服の圧迫などにより
特に腰から足先にかけての体の部分が冷えやすいタイプ。
下半身の冷えに合わせて空調や服装を調整すると
上半身が暑くなりすぎてストレス・・・なんてことも。
③内臓冷え型
◎不適切な食生活や姿勢の悪さなどにより、消化器系の不調や内臓への圧力から
体の内部、特に消化器官が冷えてしまうタイプ。
毎日の生活が大きく関わってくることから、近年増加傾向にある冷え性型と言われています。
④全身冷え型
◎ストレスや疲労などが自律神経のバランスを乱し、血管の収縮や拡張機能が低下することで
体の隅々まで十分な熱が行き渡らず、冷えを感じるタイプ。
このタイプは、「少し寒いな・・」くらいの不快感だったからと言って放っておくと
日常生活に支障をきたすほどの病気につながる可能性があります。
Q.今日からできる簡単な対策はありませんか?
A.
①末端冷え型さんの対策
◎適度な運動:定期的な運動は血流を促進し、冷え性の改善に役立ちます。
今日からできるアクション
出勤時のウォーキング、仕事の合間に立って友人とおしゃべり。
◎温水浴とマッサージ:お風呂での温水浴や手足のマッサージは、冷え性の改善に効果的です!
今日からできるアクション
就寝前にお気に入りの香りのするクリームで優しく脚のマッサージ♪
②下半身冷え型さんの対策
◎適切な衣服の選択:下半身を温かく保つため、レギンスやタイツなどを積極的に利用したいところ。
しかし、きつすぎないサイズのものを選びましょう。
今日からできるアクション
タイツのサイズに迷ったときは【太もも】のサイズに合わせて購入!
サイズを測るときは鏡の前に立って測るのがおすすめです。
◎十分な睡眠と休息:特に月経周期の質の良い睡眠と十分な休息は
ホルモンバランスを整え、冷え性への効果大!
今日からできるアクション
いつもより少し早くスマホを閉じて就寝、落ち着く香りのアロマを枕元に置く。
③内臓冷え型さんの対策
◎バランスの良い食生活:栄養バランスを考えた食生活を心がけ、消化に良い食品を選ぶと◎!
今日からできるアクション
ランチはパン→白米、おやつはりんごやバナナをプラスするのがよいでしょう。
◎姿勢の改善:正しい姿勢を意識することで内臓への負担を減らし、血流を改善します。
今日からできるアクション
デスクワークの際は、椅子の高さを調節し足は床に平らにつけ、足の位置を定期的に変える。
④全身冷え型さんの対策
◎ストレスを軽減するための活動(リラクゼーション、趣味、マインドフルネスなど)を取り入れ
リラックスする時間を持つことが自律神経の安定に役立ちます。
今日からできるアクション
休憩時間や休日は仕事のメールチェックは避ける、数分だけ静かな場所で深呼吸をする。
まとめ
冷え性と上手に付き合うためには、日々の小さな習慣の見直しが鍵となります。
冷え性は多くの方が経験する症状ですが、ひとりひとりの体質や生活習慣によって感じ方が異なるため
自分に合った最適な工夫と対策を行うことが重要になります。
そして、これらの対策が効果を発揮しない場合や症状が重い場合は、専門医に相談してみましょう。
冷え性知らずの快適な生活のために、是非今日から実践してみてください。