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「疲れた、ねむたい、集中できない」そんな時は昼寝で解決
昼寝の効果は絶大だと聞いたことはないでしょうか?
生産性が向上するとして、多くの企業で注目されているほどです。
昼寝(12時~15時の間)はパワーナップと言われ特に大きな効果があります。
今回は昼寝のメリットや効果的な昼寝のコツなどを説明します。
昼寝の効果は?
▼代表的なメリット効果は下記のように様々あります。
➀集中力向上
②ストレス軽減
③体力回復
④病気の予防
⑤記憶力向上
➀集中力向上
一旦脳を休ませ、リフレッシュすることで集中力を上げることができます。
特に昼食後は、食事のせいで血糖値が上昇して眠気を感じてしまいやすい時間帯です。
午後の仕事に本格的に取り掛かる前に昼寝を挟むことで、脳をリフレッシュさせ効率的に仕事を進められます。
近年では、小中高校でも10分~15分程度の昼寝を導入するところが出てきているようです。
②ストレス解消
脳をフル稼働させパンクしそうになると、健康を害するストレスホルモンが分泌されます。
そんな時には一旦、昼寝することで脳がクールダウンし、ストレスの蓄積を防ぎやすくなります。
③体力回復
脳だけではなく体も回復させる効果があると考えられています。
アメリカでの研究では「一時間半の昼寝は一晩の睡眠にも匹敵する」という結果もあるぐらい体力を回復させます。
当然ですが、体力を回復することで、仕事効率は上がりますし、記憶力も向上します。
④病気の予防
仕事中の昼寝は、現代人が抱える問題の一つである睡眠負債を解消する手段としても注目されています。
▼睡眠負債が引き起こす問題
・食欲増進(肥満になりやすい)
・免疫機能低下(風邪をひきやすい)
・うつ病の発症リスクの上昇
・心臓疾患やがんなどの重大な疾病の発症リスクの上昇
※寝だめをしても睡眠負債は解消されません。逆に体のリズムが崩れて睡眠不足になることもあります。
⑤記憶力向上
睡眠は脳内の情報を整理したり記憶を定着させたりもします。
したがって、記憶力を向上させるためにも睡眠を取ることは重要です。
昼寝はなぜ良い?
昼寝をすることで、脳にたまった情報などを処理することができます。
パソコンやスマホで、動きが重くなったブラウザのキャッシュをクリアすれば動作が軽くなるのと同じ原理ですね。
昼寝をすることで疲労をとり、本来の能力を発揮できるようになります。
昼寝をするときのポイント
➀寝すぎは逆効果
昼寝は寝すぎてしまうと逆にだるさを感じてしまいます。
睡眠には浅い眠りと深い眠りがあり、寝てから30分以上が経つと深い眠りに入ってしまいます。
この深い眠りの最中に起きると、スッキリ覚醒できなくて逆に倦怠感を感じてしまいます。
そのため、昼寝の長さは約20分にしましょう。寝すぎ防止のためアラームをかけることをおススメします。
②リラックスできる姿勢で寝る
人は横になった体勢で眠るもが一番リラックスできます。
机に伏して寝てしまうと呼吸がしにくいのでリラックスできずに睡眠の質が下がります。
とはいえ、横になるのは気が引ける、またそのようなスペースがないという場合もありますよね。
その場合はデスクにクッションを置くなどして、少しでもリラックスできるような対処をしましょう。
③環境づくり
うるさすぎず、静かすぎない環境がおすすめです。
また、なるべく明るくならないようにしましょう。
暗くすることが難しい場合、アイマスクを付けるのがおすすめです。
④昼寝は15時までに
昼寝は遅くとも15時までにしましょう。
15時以降に昼寝をすると、夜の寝付きが悪くなったり、睡眠の質が落ちてしまいます。
また、体のリズムも狂ってしまうなど様々な悪影響があります。
⑤昼寝をする前にカフェインを摂取する
昼寝前にカフェインを摂取しておくとスッキリと目覚めやすくなるようです。
カフェインによる覚醒効果は、カフェインの摂取から約20分後にでてきます。
起きる時間を計算してから、カフェイン入り飲料(コーヒー、お茶など)を飲みましょう。
ただし、カフェイン感受性が高い方は、飲んですぐ覚醒してしまいますのでお気を付けください。
まとめ
近年、たくさんの情報に囲まれ、そしてそれらを処理しなければいけないので、脳は思った以上に疲労しています。
そのような状況下での昼寝は非常に効果的なリラックス習慣といっても過言ではありません。
費用もかからず、簡単に実践することも可能ですので、ぜひ生活の一部に昼寝を加えてみましょう。
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