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フレックスタイム制とは?時差出勤と同じ?
厚生労働省の推進する働き方改革により多様で柔軟な働き方ができる制度として注目されている「フレックスタイム制」「時差出勤」ですが、その明確な違いは知らない人も多いのではないでしょうか。
就業開始時刻を変えられる点ではフレックスタイム制と時差出勤は同じですが、実は大きな違いがあります。その違いを理解しておくと、より自分に合った働き方を見つけるヒントになりますのでチェックしていきましょう。
■フレックスタイム制とは?
フレックスタイム制とは決められた期間(清算期間)の中で、定められた総労働時間の範囲内において、労働者が始業や終業の時刻を自由に決められる制度です。
文字通り「Flex(フレックス)=柔軟」な働き方ができることが最大の特徴で、日本では1988年4月から導入されました。自由に働けるといっても、ある程度決まりごとがあります。その決まりごとの代表例が「コアタイム」と「フレキシブルタイム」になります。
・コアタイム:労働者が必ず出勤しなければいけない時間帯(業務の共有などをするため)
・フレキシブルタイム:労働者が出勤・退社時刻を自由に設定できる時間帯
総労働時間は、週単位や月単位で設定されているケースが多くみられます。なお、フレキシブルタイムやコアタイムの設定は必須ではありません。すべてフレキシブルタイム(スーパーフレックス制度)で運用している企業もあります。細かなルールは会社ごとに異なるため、事前にきちんと確認することが大切です。
■フレックスタイム制のメリットとデメリットについて
より自由になることによるメリットもありますが、業務遂行が複雑化してしまうデメリットもあります。
フレックスタイム制のメリット
1ワークライフバランスがとりやすい
業務とプライベートの状況に合わせて1日の労働時間を決めることができますので、個々のライフスタイルに合った働き方ができます。例えば、子どもを保育園に送った後に会社に出勤する、体調不良の時は早めに退勤し病院に寄るなど、自由に組立ることができます。
2メリハリをつけて働ける
出勤・退勤時間はバラバラになるため、周囲に気を遣う必要がありません。同じ就業時間内で働いていると、皆が帰っていないのに帰宅しにくい雰囲気ってありますよね。その点、フレックス制度では、周りに気を使うことなく決められた時間に出勤して、決められた時間に退勤することができます。
3 時間を有効活用できる
始業や終業時間を自由に設定できるフレックスタイム制では、通勤ラッシュ時を避けて出退勤ができます。
また、業務が忙しくなる時間やクライアントに合わせて勤務時間を決めることができるので効率的に業務をこなすこともできます。
フレックスタイム制のデメリット
1コミュニケーションをとりづらくなる
出勤・退勤時間や勤務時間がバラバラになるため、業務だけではなく休憩時間でのやり取りが希薄してしまい、コミュニケーションをとる時間が少なくなる可能性があります。
また、取引先や外注先などの社外とも時間が合わず、連携に支障が生じることがあります。
2自己管理をする必要がある
出勤・退勤時間だけではなく、業務の優先順位やトラブル対応など各自でこなさなければいけないことが多くなります。そのため、時間にルーズで自己管理がにがてな方の場合、逆に生産性が落ちることもあります。
3 ルールが曖昧だとトラブルが起きやすい
フレックスタイム制はその柔軟さゆえに、会社と労働者の間で認識違いが生じやすいです。また、企業側が制度を正しく理解しておらず、間違った運用や取り決めが原因でトラブルにつながることもあります。
★トラブルの例
・コアタイム無しと聞いていたが朝礼ミーティングの参加は必須だった
・繁忙時期だと希望の時間に退社できないケースがある
・残業代についての取り決めが不明確で算出が適切ではない(深夜残業や休日出勤が加算されないなど)
■時差出勤とは?
時差出勤とは、一日の実働時間を決めて、その中で労働者側が出退勤時刻を選択するという制度です。通勤ラッシュが問題視されていることがきっかけで定められた制度です。8時~17時、9時~18時、10時~19時など、あらかじめ会社が決めた勤務時間のパターンの中から、好きな勤務時間帯を選ぶことができます。ただし、1日あたりの労働時間の調整はできません。
この部分が、フレックスタイム制との違いになります。1日あたりの労働時間の長さが毎日同じですので、頻繁にスケジュール調整をする必要はありませんし、それまでのペースや方法を変えることなく業務を進めることができます。
■時差出勤のメリットとデメリット
フレックスタイム制と同様、時差出勤も利点だけでなく、人によっては難点と感じる点もあります。両方の視点から整理しておきましょう。
時差出勤のメリット
1通勤時の負担軽減
時差出勤の一番大きなメリットは、満員電車での通勤を避けられることです。
学生や会社員など多くの人が移動する時間帯での通勤は非常にストレスになります。
通勤ラッシュから解放されることで、生産性もアップするでしょう。
2 生活スタイルに余裕ができる
子どもを保育園に預けてから出勤する育児中の人や、ジムで運動するため早めに帰宅したい人などにとっては、仕事とプライベートの両立がしやすくなる点もメリットといえそうです。
時差出勤のデメリット
1時間管理が難しくなる
それぞれの勤務時間にズレがあるため全員がそろう日中の時間帯にしか会議ができない、ほかの人が仕事をしている時間に帰るのが気まずいということが起こりがちです。
2生活リズムが狂う
会社に指定された時差出勤のパターンがいくつかあると生活リズムが狂ってしまうこともあります。
朝7時に始業する日と、朝9時に始業する日が混在すると、その日によって起床時間もズレるため生活リズムの変化に体がついていけないことがあります。
■おわりに
新型コロナウイルスの感染拡大からフレックスタイム制や時差出勤の注目度が高まりました。生産性向上だけではなく、感染リスク軽減による観点からも必要な制度ですね。今回ご紹介した内容や注意点を参考に、どれが一番ご自身にあった制度か検討してみましょう。
【熊本城で会おう -武士の魂-2025】にて弊社のイベントブースを出展します!
2025年3月8日・9日に開催される「熊本城で会おう -武士の魂-2025」には、熊本城の完全復活を願い武将が大集結!
ご当地観光PRや特産物販売、クイズラリーなど子どもから大人まで楽しめるイベントがもりだくさんです。
そして今年も、弊社総合プラントのイベントブースを出展いたします✨
このイベントを通じて、私たちのサービスをより多くの方々に知っていただける機会になれれば嬉しいです。
●出展概要
【イベント名】熊本城で会おう -武士の魂-2025
【日 時】2024年3月8日・9日 10:00~17:00
★総合プラントのイベントブース出展は8日のみ 10:00~14:00まで(予定) ※景品が無くなり次第終了
【場 所】熊本城二の丸広場、熊本城天守閣前、桜の馬場 城彩苑
★イベントブース出展は二の丸広場
【主 催】熊本市 (お城まつり運営委員会)・(一財)熊本国際観光コンベンション協会
【内 容】弊社イベントブースにて、くじびきに参加していただくと、その場で全員にお菓子詰め合わせなどの嬉しい景品をプレゼント!(景品は必ずもらえます)
※数量限定のためくじびきはおひとり様1回とさせていただきます。
さらに!!くじ引きに参加された方には、ここでしか手に入らない「総合プラント公式キャラクターハッケンくん限定ステッカー」をプレゼント。
皆様のご来城を心よりお待ちしております。
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この度、弊社では九州地域に特化した正社員転職サイト
【Career Bridge(キャリアブリッジ)】を新たに開設いたしました。
Career Bridge(キャリアブリッジ)は、
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まずは下記リンクより豊富な求人情報をご確認ください。
Career BridgeサイトURL
https://service.career-bridge-kyushu.jp/
ネガティブ思考をやめたい人必見!オフィスでのポジティブシンキングの取り入れ方【後編】
今回は前回に引き続き、ポジティブシンキングのオフィスへの取り入れ方をご紹介!
■ポジティブシンキングを取り入れる具体的な方法
① 小さな成功体験を振り返る
毎日の業務の中で、どんなに小さなことでも成功した体験や成果を振り返る時間を作りましょう。例えば、会議で良い提案ができた、締め切りを守れた、といった些細なことでもかまいません。成功体験を意識することで、自分が成長していることを実感し、前向きな気持ちを保てます。
具体例として、日記やメモアプリを使って1日1つ成功体験を書き留める「成功記録」を続けてみましょう。これにより、自己肯定感が高まり、難しいプロジェクトにも前向きに取り組むことができると言われています。
②フィードバックを前向きに受け取る
オフィスでは、フィードバックや評価を受ける場面が多くあります。ときに厳しい指摘もありますが、それを成長のための機会と捉えることが重要です。ネガティブなフィードバックに直面した際も、まずは感情的にならず、「どうすれば次回は改善できるか」と考えるようにしましょう。
ポジティブに受け取るためのヒントとして、フィードバックを受けた後に「その指摘から何を学べるか?」を必ず自分に問いかけてみる習慣を持つことが有効です。
③感謝の気持ちを表す習慣
感謝の気持ちを持つことも、ポジティブシンキングの一環です。同僚や上司、部下に対して「ありがとう」と感謝を伝える習慣を持つと、オフィス内の人間関係が円滑になり、前向きな雰囲気が広がります。感謝の言葉は、相手を認めるだけでなく、自分自身もポジティブな気持ちになれる効果があります。
例えば、メールの最後に一言感謝の気持ちを添えたり、直接「ありがとう」と声に出して伝えることで、オフィス全体の雰囲気を良くすることができます。
④ ネガティブ思考をリフレーミングする
リフレーミングとは、物事を異なる視点から捉え直すことです。ネガティブな状況や思考に陥ったときに、「この状況から何を学べるか?」や「どのようにすれば次回はうまくいくか?」と問いかけ、自分の思考をポジティブな方向に切り替えることを意識しましょう。
例えば、プロジェクトが思うように進まなかった場合も、「今回の失敗からどの部分を改善できるか?」という視点に切り替えることで、次の挑戦が前向きなものになります。
■ポジティブシンキングの障害とその乗り越え方
ポジティブシンキングを取り入れることは多くのメリットをもたらしますが、実際にはさまざまな障害もあります。特にオフィス環境では、ストレスやプレッシャー、チームメンバーの影響などがポジティブな思考を阻害する要因となることがあります。ここでは、よくある障害とその対策について解説します。
①長時間労働やプレッシャーによるストレス
オフィスワーカーにとって、長時間労働や厳しい納期が原因でストレスが溜まり、ポジティブな思考を維持するのが難しくなることがあります。過度のストレスが続くと、ネガティブな思考やバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥りやすくなります。
対策: ストレス管理が鍵です。日々の業務に短い休憩を取り入れることや、前述のマインドフルネス瞑想を実践することで、ストレスの蓄積を防ぐことができます。また、仕事量が多すぎる場合は、上司に相談して業務の優先順位を見直すことも必要です。適切なタイミングで休息を取ることは、ポジティブな心を保つために重要です。
②チーム内のネガティブな影響
職場の同僚や上司がネガティブな発言や態度を取る場合、それが周囲に広がり、全体の雰囲気に影響を与えることがあります。これにより、自分自身がポジティブシンキングを保つのが難しくなることがあります。
対策: 周囲のネガティブな影響に巻き込まれないためには、自分の心のフィルターを作ることが大切です。まず、他者のネガティブな発言をそのまま受け入れるのではなく、「それはその人の意見であり、自分とは関係ない」と割り切る練習をしましょう。感謝の気持ちやポジティブな発言を積極的に行うことで、職場全体の雰囲気を変えていくことが可能です。
③環境や個人差による対応策
ポジティブシンキングの効果は人それぞれです。性格的にポジティブ思考が苦手な人や、長くネガティブな習慣が根付いている人にとって、ポジティブシンキングを始めるのは難しいかもしれません。また、業種や職場環境によっても、ポジティブ思考を実践しやすいかどうかは異なります。
対策: ポジティブシンキングは「小さく始める」ことが大切です。無理に前向きになろうとするのではなく、少しずつネガティブな思考をリフレーミングする練習をしていきましょう。
■まとめ
オフィス環境でのポジティブシンキングは、ネガティブな状況やプレッシャーの中でも、物事の良い面を見つけ、成長の機会と捉える姿勢を持つことが、長期的に成功と充実感をもたらします。
ポジティブな思考は一朝一夕に身につくものではなく、継続的な取り組みが必要です。徐々に、少しずつ日常の中に前向きな習慣を取り入れていくことで、自然とポジティブな思考が定着していくでしょう。
職場でのストレスやネガティブな影響に立ち向かうために、心のフィルターを作り、マインドフルネス瞑想などのストレス管理ツールも活用してください。これらを続けていくことで、個人の成長はもちろん、チーム全体の生産性向上にもつながり、より良い職場環境が生まれます。
ぜひこの機会に、ポジティブな視点を取り入れて、充実したオフィスライフを手に入れましょう。
ネガティブ思考をやめたい人必見!オフィスでのポジティブシンキングの取り入れ方【前編】
現代のオフィスワーカーは、日々の業務は効率や成果が求められプレッシャーの中で働くことが多くあり、このような環境ではどうしてもネガティブな思考に陥りがちですが、
ここで注目したいのが「ポジティブシンキング(前向きな思考)」です。
ポジティブシンキングを取り入れることで、単に気持ちが楽になるだけでなく、生産性やチームワークの向上、さらにはストレスの軽減といった効果も期待できると多くの研究で証明されています。
この記事ではオフィスで働く人々に向けて、2回にわたり、ポジティブシンキングを日常の仕事環境で取り入れる具体的な方法を紹介します。毎日の業務が少しでも前向きに、そしてスムーズに進むためのヒントが見つかることでしょう。
■ポジティブシンキングの基礎
ポジティブシンキングとは、物事を前向きに捉える思考法のことで、逆境や困難な状況にあっても、希望や学びを見つける姿勢を指します。この考え方は、単に「良いことだけを考える」という単純なものではなく、現実に直面しながらも、建設的で前向きな視点を持つことが重要です。
■ネガティブ思考との違い
ネガティブ思考は、物事の悪い面に焦点を当てがちです。例えば、ミスやトラブルが発生すると、それを過度に自己批判したり、将来を悲観的に考えたりすることがあります。一方、ポジティブシンキングでは、同じ状況においても「どのように改善できるか」「何を学べるか」といった視点を持つことができます。
この違いが、結果的に生産性やモチベーションに大きな影響を与えるのです。
■科学的な根拠と効果
ポジティブシンキングの効果については、様々な研究が行われています。例えば、ハーバード大学の研究では、ポジティブな思考が持つ効果として以下の点が挙げられています。
①生産性の向上: 前向きな思考は、集中力を高め、仕事に対する意欲を引き出します。
②ストレスの軽減: ネガティブな感情が少なくなることで、心身の健康にも良い影響を与えます。
③レジリエンス(困難に対処する力)の強化: 困難な状況に直面しても、希望を持って挑戦できる力が養われます。
■オフィス環境でのポジティブシンキングのメリット
ポジティブシンキングは個人の精神的な健康に寄与するだけでなく、オフィス全体のパフォーマンスやコミュニケーションにも大きな影響を与えます。ここでは、ポジティブシンキングをオフィスで実践することで得られる主なメリットを紹介します。
①モチベーションの向上
ポジティブな思考は、困難な仕事や長時間の業務に対しても前向きに取り組む姿勢を促します。「うまくいくはずだ」「この経験は将来に役立つ」といった楽観的な見方は、自己効力感(自分は成功できるという信念)を高め、結果として仕事に対するモチベーションを高めてくれる可能性があります。
また、ポジティブな考え方は目標達成への意欲を強化し、達成感を得やすくします。
②チームワークの強化
オフィスでは、個々の仕事だけでなく、チームでの協力が重要です。ポジティブシンキングは、他者とのコミュニケーションを円滑にし、相互に助け合う文化を育てます。
ポジティブな人は、問題解決においても建設的な意見を出しやすく、周囲の人々を励ますことができるため、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献します。
③コミュニケーションの改善
前向きな思考を持つと、他者との対話も建設的になります。困難な課題やフィードバックを受け取る際もポジティブシンキングがあれば、その内容を改善の機会と捉え、冷静に対応することができます。
これにより、フィードバックがネガティブなものではなく、成長のチャンスとして受け止めやすくなります。
④ 創造性・問題解決能力の促進
ポジティブな思考は、思考の柔軟性を高め、創造的な解決策を見出す助けになります。ネガティブ思考に陥ると、視野が狭まり問題の解決策を考える余裕がなくなることがありますが、ポジティブシンキングを実践していると複数の解決策を見つけやすくなると言われています。
これにより、新しいアイデアや発想が生まれ、業務の効率化や革新的な取り組みが可能になります。
次回は、いよいよオフィスでのポジティブシンキングの取り入れ方についてご紹介!お楽しみに!